未経験からWebマーケターへ。求人の実態とポートフォリオ戦略

Webマーケターは人気の職種ですが、「未経験歓迎」の求人が実際には経験者向けであることが多く、入口が見えません。
結論から言うと、未経験からのWebマーケ転職は「自分で回した実績」があるかどうかで決まります。資格でもスクール修了でもありません。この記事では、実績の作り方と、現実的な入口を整理します。
- 求人の実態
- 実績の作り方4パターン
- 支援会社から入るルート
- 関連職種からの転身
- 年齢別の現実
- 収入の見通し
- よくある質問
- 小さくても、自分で数字を動かす
求人の実態
「未経験歓迎」と書かれた求人の多くは、①第二新卒のポテンシャル採用 ②広告運用のアシスタント ③関連職種からの転身を想定しています。
つまり、完全未経験・30代以上で、正社員のマーケ職に直接応募するのは難易度が高い。ここを理解したうえで、入口を設計する必要があります。
領域別の求人の出方は福岡のWebマーケター転職ガイドにまとめました。広告運用がもっとも入口が広い領域です。
実績の作り方4パターン
未経験者の中で差がつくのは、「自分で数字を動かした経験」です。規模は問われません。
①個人のサイト/ブログを運営する。テーマは何でも構いません。「月◯PV、検索流入◯%、問い合わせ◯件」が言えれば、SEOとコンテンツの理解の証明になります。時間はかかりますが、もっとも汎用性が高い。
②自分で広告を出稿する。数千円でも構いません。キーワード選定、入札、CPAの改善を実際にやると、面接での会話が変わります。「やったことがある人」と「知識だけの人」は、質問1つで分かります。
③現職で小さな施策を回す。自社のSNS、メール、チラシのA/Bテスト。業種は問いません。測定できる施策を1つ回した経験が実績になります。
④知人の店舗・事業を手伝う。無償でも、実データに触れられます(就業規則の副業規定は確認してください。会社員のまま起業する)。
③が最も現実的で、しかも在職中にできる。「マーケの仕事がないからできない」ではなく、測れる施策を1つ作るところから始まります。
未経験のWebマーケ選考で効くのは、スクールの修了証ではなく「自分でCPAを下げた」「自分でPVを伸ばした」という一次体験。金額も規模も小さくていい。
支援会社から入るルート
広告代理店・マーケ支援会社のアシスタントは、未経験の入口として機能します。
利点は、①短期間で複数の業種・予算規模を経験できる ②実務のツール(Google Ads、GA4、GTM)に触れられる ③数字の実績が作れる。
負荷としては、複数クライアントの同時進行、レポート業務の多さ、納期があります。2〜3年で事業会社へ移るというキャリア設計が定番です。
福岡には支援会社が一定数あるため、この入口は現実的です(求人動向のデータ)。
関連職種からの転身
①営業 → インサイドセールス → マーケ。顧客理解と数字の経験が活きる。②制作(デザイン・コーディング)→ マーケ。LPの改善から入る(福岡のWebデザイナー転職ガイド)。③販売・EC担当 → マーケ。商品と顧客を知っている強み(アパレルからの転職先)。④広報・企画 → マーケ。
接続を作れる職種にいるなら、そこから寄せるのが最短です。
年齢別の現実
20代。ポテンシャル採用の枠があり、入口は広い。30代。実績が必要。①〜④のどれかで数字を作ってから応募する。40代。マーケ単体での未経験採用は厳しい。前職の業界知識+マーケという組み合わせ(例: 不動産業界のマーケ、医療業界のマーケ)で狙うのが現実的です。
収入の見通し
未経験からの入社時は、年収が下がることがあります。とくに支援会社のアシスタントから入る場合。下がる期間を耐えられるかを先に計算してください(ライフプラン逆算)。
一方、経験を積んだ後の伸びは大きい職種です。数字で貢献が示せるため、成果が年収に反映されやすい。
よくある質問
Q. スクールに通うべきですか?
通うこと自体が実績にはなりません。ただし、広告運用の実践込みのカリキュラムなら、②の実績作りとして意味があります。教育訓練給付の対象講座があるか確認してください(個人で使えるリスキリング補助金)。
Q. 資格は必要ですか?
Google広告の認定資格などは、学習の証明にはなります。実績には代えられません。
Q. ポートフォリオには何を載せますか?
①課題 ②仮説 ③施策 ④結果(数字)⑤学び。1件でも、この構成で書けていれば十分です。
Q. 福岡に求人はありますか?
あります。ただし絶対数は首都圏より少ないため、リモート求人も併せて探すのが実務的です(リモートワークで福岡移住)。
小さくても、自分で数字を動かす
未経験からWebマーケターを目指すとき、学習を積み上げるより先にやるべきは、測れる施策を1つ回すことです。個人ブログでも、数千円の広告でも、現職の小さな改善でもいい。その一次体験が、選考での会話をまったく変えます。
自分の現職なら、何から実績を作れるか。転職ありきではない立場で、無料で相談に乗ります。

「辞めるべきか、残るべきか。その手前の整理から一緒にやります。」
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