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面接で落ち続ける人の共通点。原因の切り分け方

寺木 健人
監修:寺木 健人転職・キャリア担当・人材業界出身

何社受けても決まらない。理由も教えてもらえない。自分に何か問題があるのか——転職活動が長引くと、こう感じます。

結論から言うと、落ちる原因は「書類」「面接」「マッチング」の3段階に分かれ、どこで落ちているかで対処がまったく違います。まとめて「落ちる」と捉えると、直しようがありません。この記事では、切り分けと対処を整理します。

このコラムでわかること
  1. まず、どこで落ちているかを数える
  2. ①書類で落ちる原因
  3. ②面接で落ちる4つの理由
  4. ③最終で落ちる原因
  5. 原因が自分にない場合
  6. 立て直しの手順
  7. 活動が長引いたときの対処
  8. よくある質問
  9. 段階を分けると、直す場所が見える

まず、どこで落ちているかを数える

①書類選考で落ちている(面接に進めない)。②一次面接で落ちている③最終面接で落ちている

通過率を数えてください。書類通過率が2割を切っているなら①、面接に進めているのに決まらないなら②③。

①と②③では、直すものがまったく違います

①の場合: 経歴書の書き方、応募先の選定(要件に対して経験が足りない求人に出している)。②の場合: 面接での伝え方。③の場合: 条件・カルチャーのマッチング、または志望度の伝わり方。

POINT

「落ちる」を段階で分けないと、直す場所が分からない。書類で落ちているのに面接練習をしても、通過率は変わらない。

①書類で落ちる原因

①経歴が「やってきたこと」の羅列になっている「持ち込めるもの」に書き換える職務経歴書の書き方)。

②数字がない。件数、金額、達成率、人数(自分の強みがわからない)。

③求人要件との接続がない。志望動機が使い回しになっている(転職の志望動機の作り方)。

④そもそも要件を満たしていない求人に出している必須要件に対して経験が明らかに不足している場合、書き方では変わりません。応募先の選定を見直す

②面接で落ちる4つの理由

①質問に答えていない。聞かれたことと違う話をしている、長すぎる。「結論→理由→具体例」で1分以内を目安に。

②実績を説明できない。経歴書に書いたことを、深掘りされて答えられない。書いたことは、必ず背景まで説明できるように

③退職理由がネガティブに響く。事実でも、伝え方で印象が変わります(転職理由の伝え方)。

④入社後のイメージが伝わらない。「何をしたいか」が抽象的。逆質問の質も、ここに含まれます転職面接の逆質問)。

②が最も多い。経歴書に書いた内容を、「なぜそうしたか」「何が難しかったか」「結果どうなったか」まで話せるか——ここを準備してください。

③最終で落ちる原因

①条件が合わない(年収、勤務地、入社時期)。②カルチャーのミスマッチ③志望度が低いと判断された(他社の選考状況、入社意思の確認への答え方)。④社内で他候補と比較された自分に原因がない場合)。

④は実際に起こります最終で複数回落ちても、それが実力の否定とは限りません

原因が自分にない場合

①求人が実質的に埋まっていた(社内候補、他候補が先行)。②募集が凍結された(事業計画の変更)。③そもそも採用要件が現実的でない(長期間、同じ求人が出ている)。

同じ求人が半年以上出続けている企業は、要件が市場と合っていない可能性があります。そこに落ち続けても、自分の問題とは限りません

立て直しの手順

①通過率を数える(書類、一次、最終)。②弱い段階を特定する③その段階だけを直す④応募先の選定を見直す(要件に対して経験が7割以上ある求人に絞る)。⑤第三者に見てもらう(エージェント、転職経験者。転職の相談は誰にすべきか)。

⑤が効きます。自分では気づけない部分(話が長い、表情が硬い、経歴書の分かりにくさ)は、他人にしか見えません。

活動が長引いたときの対処

①応募の質を上げる(数を打つより、要件が合う求人に絞る)。②条件の優先順位を見直す(全部は取れません)。③在職中なら焦らない転職活動の平均期間)。④市場の相場を再確認する自分の市場価値の調べ方賃金チェッカー)。

離職中で長引いている場合は、生活資金の見通しを先に立ててくださいライフプラン逆算)。焦った状態での判断は、条件を見誤ります。

よくある質問

Q. 何社受けても書類が通りません。

要件と経験のマッチを確認してください。必須要件を満たしていない求人に出していないか。

Q. 面接の練習はどうすればいいですか?

声に出して話すのが最も効きます。エージェントの模擬面接、または録画して自分で見る。

Q. 不採用理由は聞けますか?

エージェント経由なら、フィードバックが得られることがあります。直接応募では通常、教えてもらえません

Q. 何社くらいで決まるものですか?

職種と経験によりますが、書類20〜30社、面接5〜10社が一つの目安です(転職活動の平均期間)。

段階を分けると、直す場所が見える

「落ち続ける」と感じるとき、必要なのは頑張りではなく切り分けです。書類なのか、面接なのか、マッチングなのか。通過率を数えれば、直すべき場所は必ず特定できます。

自分の場合、どこで止まっているか。転職ありきではない立場で、無料で相談に乗ります。

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