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福岡の保育士転職ガイド。求人動向・年収相場・働く場所

寺木 健人
監修:寺木 健人転職・キャリア担当・人材業界出身

保育士の求人は常に出ています。それでも転職に踏み切れないのは、「次の園も同じかもしれない」という不安があるからです。実際、園による差は非常に大きい。

結論から言うと、保育士の転職で見るべきは給与より「配置」と「持ち帰り仕事の有無」です。ここが変われば、同じ給与でも働き方はまったく違います。この記事では、園の種別ごとの違いと、見極めの質問を整理します。

このコラムでわかること
  1. 園の種別ごとの違い
  2. 収入の仕組み
  3. 見極める質問
  4. 資格を活かす別の道
  5. よくある質問
  6. 「同じ園ではない」ことを確認してから決める

園の種別ごとの違い

①認可保育園(公立)公務員または準ずる待遇で、給与体系と休暇制度が安定。採用は自治体の試験。

②認可保育園(私立)。もっとも求人が多い層。法人によって体制の差が大きい

③認定こども園。教育と保育の両方。幼稚園教諭免許との併有が求められる場合があります。

④小規模保育・企業主導型。定員が少なく、0〜2歳児中心。行事が少ない園が多く、負担の性質が変わります。

⑤院内保育・企業内保育保護者対応と行事が少ない傾向。夜勤がある場合あり。

⑥病児保育・一時預かり

④⑤は「行事と書類が少ない」ことを理由に選ばれることが多い。この2つは持ち帰り仕事の主要因なので、負担の実感が変わります。

収入の仕組み

保育士の給与は、基本給+処遇改善等加算で構成されます。

処遇改善等加算は、キャリアアップ研修の受講と職務分野別リーダー等の発令に連動する仕組みがあり、該当すると月額の手当がつきます園がこの仕組みをどう運用しているかで、同じ経験年数でも収入が変わります。

面接で確認すべきは、①処遇改善の加算がどう配分されているか ②キャリアアップ研修を勤務時間内に受けられるか。研修が休日扱いだと、実質的な負担になります。

福岡の水準は賃金チェッカー業種別年収マップで確認できます。

POINT

保育士の転職で効くのは給与の額面ではなく、配置の余裕と持ち帰りの有無。この2つが変わると、同じ給与でも生活が変わる。

見極める質問

①クラスの担任配置(基準上ではなく、実際に何人で何人を見るか。フリー保育士がいるか)。②持ち帰り仕事の有無(連絡帳、指導案、行事準備をどこでやるか)。③行事の規模と回数(準備の負担が大きい要因)。④残業の実績(記録に残っているか、サービス残業になっていないか)。⑤有給の取得実績⑥直近1年の離職者数⑦シフトの組み方(早番・遅番の頻度)。

②が最大の論点です。書類作業を勤務時間内にできる園と、持ち帰りが常態化している園では、実質労働時間が数時間違います(オファー面談のチェックリスト)。

見学時には、職員同士の会話のトーン子どもへの声かけも見てください。書面には出ない情報です。

資格を活かす別の道

保育士資格は、園以外でも使えます。

①児童発達支援・放課後等デイサービス。障害児支援の分野。保育士資格が要件になる職種があります。②児童養護施設・乳児院③ベビーシッター・家庭訪問型保育④保育系の企業(運営本部、コンサル、システム)⑤子育て支援センター・行政の相談窓口

①は求人が増えている分野で、園とは異なる働き方(土日休み、行事が少ない)の事業所もあります。

園での勤務が続けられないと感じている場合、辞める前にこれらの選択肢を確認する価値があります(保育士を辞めたいとき)。

よくある質問

Q. 公立と私立、どちらがいいですか?

安定性と制度は公立が有利ですが、採用試験の時期と競争率があります。私立は園ごとの差が大きいぶん、良い園を選べれば働きやすい。

Q. ブランクがあります。

保育士は復職支援の制度がある自治体があります。ブランクより、いまの体力と希望条件を整理するほうが実務的です。

Q. 給与を上げるには?

①処遇改善の加算が手厚い園に移る ②公立を目指す ③主任・園長へのキャリアを進む ④別分野(児童発達支援など)へ移る

Q. 見学は必ずしたほうがいいですか?

してください。求人票と現場の差がもっとも大きい職種のひとつです。

Q. 他の職種と比べて、収入水準はどうですか?

保育士が含まれる福岡県の医療・福祉は平均414万円で、全業種平均438万円をやや下回ります(業種別年収)。ただし園の種別・法人規模・処遇改善加算の扱いで実額が動くため、平均より応募先ごとの内訳を見るほうが確かです。必要な手取りはライフプランで先に出しておくと、条件の比較が早くなります。働き続けるかどうかで迷っている段階なら保育士を辞めたいと思ったらも参照してください。

「同じ園ではない」ことを確認してから決める

保育士の転職で不安なのは、次も同じだったらどうしよう、という点です。だからこそ、配置・持ち帰り・行事・離職率を具体的に聞いて、違いを確認してから決める。求人が多い職種は、比較してから選べます。

自分の希望なら、どの種別が合いそうか。転職ありきではない立場で、無料で相談に乗ります。

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